気温、湿度ともに高めの季節がやってまいりました。

これからの時期は冷房を使う機会も増え、また、冷たい飲み物や食べ物を口にする機会も必然的に多くなります。

熱中症の予防のためにも、そしてより元気に暮らすためにも、そのどちらも必要なこと。
ですが、身体の為に行うそれらの行動は一歩間違うと「冷え」につながり、結果的に体調を崩す原因となることも…。
本格的な暑さを迎えるその前に、今年の夏の「冷え」対策を今日は一緒に見直してみませんか？

• 冷房の効きすぎた環境を避ける

いくら暑いからと言って冷房の設定温度を20度！なんて下げ過ぎてしまうのは当然身体には良くありません。
また、なるべく吹き出し口から出る冷たい冷気の直接当たるところは避けたり、ストールやカーディガンなどの羽織りを用意して自分でも調節できるようにしておきましょう。

• ぬるめの温度のお風呂にしっかり浸かる

暑いからと言ってシャワーで済ませて、湯船に浸からないということはなるべく避けたいですね。
しっかり湯船に浸かって血流を良くすること、そして汗を出すことは冷え対策のみならず美肌にも大切なこと。夏もぜひ毎日続けたい習慣です。
夏向けな涼しげな入浴剤も昨今は多く見受けられます。その日の気分やコンディションでお好みの入浴剤を使用し、バスタイムを楽しみたいですね。

• ほんの少しでも身体を動かす

外が暑いとどうしても屋外での運動は億劫になりますし、何より真夏には危険を伴うこともあります。
ですが、涼しい室内でずっと座っていたり、だらだらと過ごしていても身体は冷えていく一方。
軽いストレッチやヨガの動きをほんの少し取り入れてみることは、ほんの少しの心がけで実現できます。
席を立ったついでに、作業をしていてふと手が止まったついでに、家事の合間のちょっとの時間、テレビを観ながらでも。
イスに座ったまま、横になったままでも出来る運動もあります。たとえほんの30秒、1分の隙間時間でも取り入れてみましょう。

• 常温もしくはあたたかい飲食物を積極的に摂り入れる

心がけとしては、1番簡単なことかもしれません。
どうしても冷たい飲み物、食べ物がいつも以上に美味しく感じられる夏…ではありますが、内臓が冷えすぎてしまうのは考え物。
常温の飲み物（できればノンカフェインのものやお水が好ましいですね）で積極的に水分を摂りましょう。

（筆者は個人的に白湯が好きで、真夏でも可能な限り白湯を飲むようにしています。朝起きた時、夜寝る前は必ず飲みます。手軽に取り入れられる白湯の習慣はおすすめです）

また、カフェインは摂りすぎると利尿作用があるため、減り過ぎた体内の水分によって体温が下げますし、自律神経が乱れれば冷えは悪化してしまいます。
カフェインを含む飲み物は量を決めて、あまり摂り過ぎないようにしましょう。
最近ではカフェインレスのコーヒーや紅茶の選択肢も増えてきましたね。そういったものも上手く活用しながら美味しく身体を温め、水分を摂りたいですね。

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今日から取り入れられそうな冷え対策をご紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか？
小さな心がけのひとつひとつで「冷え」の蓄積を予防しましょう。

今回もご一読いただき、ありがとうございました。

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